Fward to 1985 energy lifeとは
正式名称は「一般社団法人 Fward to 1985 energy life」で、家庭部門のエネルギー消費量を、現在の約半分となる「1985年当時のレベル」に戻すことを目標に掲げ、賢く楽しい省エネ活動(1985アクション)を推進する団体です。

なぜ1985年なの?
省エネ目標が「1985年当時のレベル」なのには理由があります。
そもそも、この活動のきっかけは東日本大震災と、それに伴って起きた福島原発事故でした。
その甚大な被害を目の当たりにして、原発に頼らない社会を実現するべく、2011年4月にスタートした団体です。
福島原発事故のあと、「原子力発電に頼らない電力消費」を考えるところから始まっています。
原子力発電に頼らずに暮らせそうなデータを調査した結果、およそ1985年レベルの電力消費の状況が目標に設定されました。

出典:Fward to 1985 energy lifeホームページ
家庭の電力消費量は約2倍に増加
1985年の電力消費量を「産業部門」と「家庭部門」に分けて比較してみると興味深い事実がわかります。
産業部門の1985年と2007年の実績を比べると、約1.45倍の増加です。
一方の家庭部門はというと約2倍も増加していたのです。
エアコンが普及したり便利な家電やIT機器が増えているのは確かですが、電力消費量がこのまま増えて良いわけはありません。
家庭の電力消費量を1/2にして1985年並みにレベルに抑えることができれば、1985年から“今(2007年)”にかけての産業部門における電力消費量の伸びを吸収できることになります。
経済成長と関係の深い産業部門は1985年に戻さなくてもよくなるわけです
もちろん産業部門でも省エネに向けた取り組みは必要ですが、前向きな成長を支えるためにも家庭部門での省エネは重要な課題です。

■1985年 ■2007年
出典:Fward to 1985 energy lifeホームページ
小さなエネルギーで豊かに暮らそう
家庭の電力消費量を現在の1/2(1985年レベル)に削減するための取り組みを「1985アクション」と呼んでいます。
省エネというフレーズを見聞きすると「我慢」をイメージされることが多くあります。
確かに我慢すれば省エネになることも一部あると思いますが、我慢は長続きはしませんし、それは豊かな暮らしとは言えません。
「我慢の省エネ」ではなく、「賢く楽しみながら進めていく省エネ」が1985アクションの目指す姿です。
1985アクションのスローガン
『小さなエネルギーで豊かに暮らそう』

住宅や暮らしを正しく理解して、賢く楽しい工夫を重ねていくことで最小限のエネルギーで快適に暮らすことが大切です。
きちんとした性能を備えた家をつくり、冷暖房の効率を良くする暮らし方の工夫する等の取り組みが、省エネで心地よい暮らしにつながります。
ベースポイントの取り組み
ベースポイントは1985アクションに賛同し、「1985地域アドバイザー拠点」に認定されています。
Forward to 1985 energy lifeでは「1985地域アドバイザー拠点」として、各地域の気候・風土・ライフスタイルに合わせた無理のない省エネルギーのアドバイスが行える法人・団体を認定しています。
各拠点には、検定に合格した「暮らし省エネマイスター」が必ず在籍している上、登録と同時に必ずスキルアップセミナーという研修を受けているので、安心して住まい・省エネについて相談することができます。Fward to 1985 energy lifeホームページより
1985地域アドバイザー拠点として「賢く楽しみながら進めていく省エネ」を推進しています。
エネルギー消費量を可視化する
家庭のエネルギー消費を1/2と言っても、自宅のエネルギー消費の状況がわからないまま省エネを進めるのは効果的ではありません。
まずは自宅のエネルギー消費量を可視化するお手伝いをいたします。
「1985アクションナビ」というツールが用意されています。
無料登録でどなたでも使用できるツールで、こんなことができます。
- 同じ家族人数・同じ地域のおうちと
エネルギー消費量を比べられます同じ4人家族でも、北海道と沖縄では気候が違うので使うエネルギー量は変わります。また同じ東京でも、2人家族と5人家族では5人家族の方が多くなります。できるだけ同じ条件の家族と比べることで、本当の自分の家の省エネ度が分かります。
- ご自宅の環境家計簿がつけられます
3年分の電気・ガス・灯油の消費量と発電量を保存できます。過去の同月と見比べられるので、消費量が多くなったか少なくなったかが簡単に分かります。

1985アクションナビの使い方はもちろんのこと、結果の分析までお手伝いします。
省エネに暮らすためのアドバイス
一口の省エネと言っても方法は幅広く多種多様です。
費用や時間の必要な対策もあれば、今日から始められる対策もあります。
例えば、新築やリフォームをするなら断熱性能を高めるチャンスです。
具体的にどの範囲をどのようなレベルで改善すればよいのかシミュレーションしながらご提案します。
また、リフォーム工事などをしなくても、夏の日射遮蔽・冬の日射取得の運用でも省エネ対策は可能です。
それぞれのライフスタイルに合った1985アクションをアドバイスさせていただきます。
環境に優しい「省エネ住宅」をご提案する
ベースポイントは工務店ですので、家づくりが本業です。
いくら省エネのアドバイスをしていても、私たちの建てる家が省エネ性能を備えていなければ本末転倒です。
新築もリフォームも、私たちが手掛ける工事は全て省エネに貢献できる性能を満たすことをお約束します。
もちろん性能だけでなく、家づくりの材料も環境へ配慮して選定しています。
基本性能を備えた地球にやさしい家をつくり、未来へつなげていくことが私たちの使命です。
高性能な住宅で暮らすこと自体が「賢く楽しみながら進めていく省エネ」になっています。
そして、「我慢の省エネ」よりもずっと大きな省エネ効果をもたらします。
ぜひ皆さんも小さなエネルギーで豊かに暮らしましょう!
