少し前までしばらく体調が優れない日々が続いていました。
とにかく咳が止まらない状態。
熱や喉の痛みもなく、ただただ咳だけが続いていました。
咳が続くだけなのですが、何をするのにも結構ツライんです。
話すのも、食事も、睡眠も咳をしながらでは大変です。

最初は数日経てば回復するだろうと思っていましたが、1週間たっても全くよくならないのでさすがに病院へ。
まずはかかりつけの病院へ行きましたが、原因はよくわからず。
風邪や流行りのマイコプラズマ肺炎の症状とは異なる症状との診断。
実際、咳がつづいても家族には全くうつらないので感染する系統ではなさそうな感じです。
原因がわからないながらも咳止め薬などを処方してもらいましたが、その後もあまり症状は改善せず。

インターネットで症状を調べたら、どうやら呼吸器内科へ行った方が良さそうな雰囲気。
呼吸器内科に馴染みがなかったのですが、調べたら近くに呼吸器内科対応のクリニックがあったのでさっそく受診。
聴診器で肺の音を聞いてもらったら正常ではないようで、レントゲンを撮り、ぜん息の検査も受けました。
レントゲン写真から咳の原因は気管支炎だと判明。
私が見てもわかるくらい気管支がバッチリ写っていて、今更ですがやっぱりレントゲンってすごいですね。
検査の結果、ぜん息になりやすい体質ということもわかりました。
今回の咳をぜん息が引き起こしたのかはわかりませんが、今後は注意が必要かもしれません。
今までぜん息とは無縁だと思っていたので、これも驚きでした。

私を苦しめていた咳の原因がわかったので、今度は処方された薬ですっかり回復できました。
目に見えないものを見るのは難しいことですが、本当に大切ですね。

つくばみらい市の省エネ住宅のリビング写真

なんだか年寄り臭い話になってしまったので笑、ちょっと若者たちの話もしたいと思います。

先日、一般社団法人Forward to 1985 energy life (以下 1985)の開催したイベントにお邪魔してきました。
1985という団体は住宅・家庭における省エネ推進に取り組んでいます。
名前の由来となっている1985年の家庭は、現在のおよそ半分の消費電力で生活していました。
家電製品の無いようなずっと昔の家庭なら消費電力が少ないのも納得ですが、バブル前夜とも呼べる1985年に今の半分とは意外ですよね。
電力消費を1985年並み(今の半分)に減らしていくことを目標に活動されています。

さて、今回参加してきたのは1985の開催した断熱ワークショップです。
小学校の秋祭り終了後に、小学生とその親を対象に開催されました。
私の仲間の工務店さん・材料屋さんが中心となって活動している縁でお誘いいただき、私も息子と2人で参加してきました。

省エネや地球温暖化は子どもたちの未来にも大きく影響するテーマですが、二酸化炭素など説明が難しくなりがちなテーマでもあります。
でもさすが1985運営チームは心得てましたね。
地球防衛隊として水星、金星、地球の比較から温暖化の原因を探っていくなど、子どもたちも興味を持ちやすくわかりやすい内容でした。
私もトークを盗ませてもらおうと思います。

つくばみらい市で省エネ住宅を学ぶ子どもたち

地球温暖化や断熱の話を聞いた後は、実際に断熱を体感してみる時間です。
小学校の校長室を断熱していく形でワークショップをしていて、今回は内窓の効果を確認しました。
屋外から太陽に見立てたライトを当てて、従来のシングルガラスの窓だけの場合とダブルガラスの内窓を閉めた時を検証。

つくばみらい市で省エネ住宅を体感する子どもたち

子どもたちも自分の手で触って「熱い」「こっちは熱くない!」など体感していました。
手で触るだけでなく、温度計で表面温度を測ったり、サーモカメラで温度の様子を観察したりしました。
自分の手で感じた温度差が可視化されたことでさらに盛り上がっていました。
まさに家の中身を見るレントゲンのよう。

一緒に参加していた大人も効果に驚いていました。
省エネの重要性はもちろんですが、大人は電気代の節約も切実な課題ですからね。

こうした機会をきっかけに住宅の省エネが広がって欲しいと思います。
省エネというと「熱くても寒くても我慢」というイメージがありますが実際はその反対。
しっかり断熱して快適に過ごすことが省エネにつながります。
子どもたちがこれを知ってくれたので、未来はきっと明るくなりそうです。

私も親子で参加できたので、普段の勉強とはまた違った新しい気づきがありました。
1985運営メンバーのみなさん貴重な機会をありがとうございました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!
茨城県で注文住宅を建てるベースポイントの代表者
坪野 隼太

設計から現場監督まで家づくり全般を担当してます。

趣味はファミリーキャンプとパン作り。

最近はプロバスケ「茨城ロボッツ」のにわかファン。