体育祭
先日、娘の中学校の体育祭へ行ってきました。
小学校の運動会ならともかく、中学校の体育祭は親が行かなくてもいいんじゃないの?と思ってたのですが、最近は中学校も親が行くようです。
実際、行ってみたら平日にもかかわらず多くの親が応援に駆けつけていました。
個人的には中学校の体育祭にはあまり期待していなかったのですが、いざ行ってみたら良い意味で期待を裏切られました。
小学校の運動会の雰囲気も好きなのですが、中学校はそれとはまた違う良さがありました。

中学校の体育祭は私の予想と違って大盛り上がりでした。
盛り上がりの要因は生徒たちの取り組む姿勢にあったように思います。
6色のチームに分かれるのですが、各チームの個性が実に豊かでした。
ただ指示通りにこなすのではなく、生徒が自主的・能動的に取り組んでいた結果だと思います。
チームごとに一体感があり、最後の得点発表までドキドキしながら競い合う姿が感動的でした。
うちの娘は運動にあまり興味がないタイプなのですが、体育祭はとても楽しめたようです。
自分たちで作り上げる雰囲気が好きだったのだと思います。
選手たちの頑張りはもちろんのこと、応援も実況も生徒たちの個性が感じられて素晴らしい雰囲気でした。
私はただ見守るだけでしたが、とても感動的で子どもの成長を感じられる嬉しい時間になりました。
施工チーム
嬉しい時間は施工現場でも。
ベースポイントでは高気密高断熱といった基本性能と耐久性を大切にした家づくりをしています。
しかし、高い性能値がただの机上の空論で終わってしまっては意味がありません。
丁寧な施工で計算通りの性能を備えた家をつくることが何より大切です。
ベースポイントの家をつくるには本当に手間がかかります。
一般的な住宅と比べると…いや、比べられない程に手間をかけています。
長く安心して快適に暮らせる家をつくるためには、それくらい丁寧な施工が必要なのです。
良い家をつくるために必要不可欠な施工だとはいえ、実際に施工する職人さんは大変です。
私も職人さんの負担を最小限にできるよう設計段階から配慮していますが、それでも一般的な施工よりも何倍も気を使う部分があるのですから。
一般的な現場ではなかなか経験しないような施工をお願いしています。
ベースポイントの施工を見たら嫌がる職人さんもきっといることでしょう。
こう説明すると、職人さん泣かせの現場だなと思われるかもしれません。
だけど、ベースポイントの現場では誰も泣いてないですし、むしろ楽しんでくれています。
手間がかかるのは間違いないのですが、それが良い家をつくるために必要であると理解してくれているから。
腕のいい職人さんは自分の仕事に誇りを持っていますし、良い家をつくりたいという想いが強いんです。
新しい取り組みや難しい内容についても、ワクワクしながらポジティブに向き合ってくれます。
私の想いに賛同してくれるいい職人さんたちに恵まれて、施工現場を見るだけで嬉しい気持ちになります。
職人さんの丁寧な施工は、家が完成すると見えない部分が多いのでこの機会に紹介させてください。
まずは断熱施工。
木質繊維断熱材の施工の様子です。
断熱材の吹込みのための不織布の張り方にも工夫と手間が詰まっています。
そして断熱吹込みも隙間なくパンパンに。
見えなくなってしまうのが惜しいくらいの仕上がりです。



そして気密施工。
気密シートと気密テープで壁と屋根を覆います。
なかなか凄さが伝わらないかもしれませんが、細かなところまで丁寧に施工しています。
しかも、この仕事を楽しんでやってくれるのですから嬉しい限りです。

細かなこだわりまで書き出すと長くなってしまいますので、またの機会に。
ただ、完成してからでは見えない部分なので様子だけでもご覧ください。
お施主様には実際に現場で断熱施工について実演含めてご説明させていただきました。
実際の施工を目の当たりにされて、その技術の高さと丁寧さに感動されていらっしゃいました。
これから暮らす家だからこそ、こうして中身まで知っていただくための場を大切にしています。
こうした丁寧な仕事の積み重ねを見ているのは本当に嬉しい時間です。
中学校の体育祭を見習って、ベースポイントらしいチームに成長していきたいと思います。

設計から現場監督まで家づくり全般を担当してます。
趣味はファミリーキャンプとパン作り。
最近はプロバスケ「茨城ロボッツ」のにわかファン。