今日から大工工事のスタート。
まずは土台敷から始まります。
コンクリート基礎の上に土台と呼ばれる木材を敷いていく作業です。
この写真ではあまりわかりませんが、もちろん土台も無垢材です。
土台に使用しているのは桧の無垢材です。
桧材を使用しているのには理由があります。
桧にはフィトンチッドという成分が含まれているからです。
フィトンチッドは、木を腐らせる腐朽菌やシロアリを寄せ付けない効果があります。
湿気の多い環境を好むシロアリは、地面に近い土台から食べていきます。
ですから、土台のシロアリ被害を防ぐためにはフィトンチッドを含む桧が最適です。
桧以外にも栗の木やヒバには類似の成分が含まれており、土台向きの木材だとされています。
最近では土台向きの木材はあまり使われず、薬品で防蟻処理した木材を使用するケースがほとんどです。
私たちも念には念を入れて防蟻処理も行いますが、必ず土台向きの桧やヒバしか使用しません。
何十年も暮らす家ですので、ずっと安心できるように材料にもこだわります。
まだ始まったばかりですが、こだわりの桧材でしっかりと土台を敷いていきます。
今日のブログの担当は私です!
設計から現場監督までベースポイントのすべてを担当します。
趣味はアウトドアとパン作り。