現場では外壁工事が進んでいます。
外壁工事といっても、一般的なサイディング材などを張っている訳ではありません。
現在張っているのは外壁材ではなく、断熱材。
こちらはEPSと呼ばれる発泡スチロール系の断熱材です。
見た目は普通の発泡スチロールですね。(もちろんもっと高性能です!)
壁の中に入れる充填断熱に加えて、外張り断熱も貼る付加断熱という工法です。
この付加断熱によって断熱性能がさらに強化されています。
「最初に外壁工事と言ったのに、断熱工事なの?」と思われた方、鋭いですね。
断熱工事でもあるのですが、同時に外壁の下地工事でもあるのです。
これから、この断熱材の上に左官仕上げをして塗り壁にしていきます。
付加断熱をしながら外壁下地にもなる工法です。
付加断熱のEPSの柔らかさが地震の揺れを和らげるため、塗り壁が割れづらくなります。
高断熱だけでなく外観デザインの観点からもオススメの工法です。