皆さんはゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
連休を利用してアクティブに過ごす派と、混雑を避けてゆっくり過ごす派に分かれますよね。
わが家は連休で遠出をしてみたり、家でゆっくりしたり、その年によってまちまちです。
今年はというと、半分は仕事で、半分は家族との時間といった感じでした。
仕事もお休みも楽しい時間を過ごせました。

子どもが風邪っぽいのもあり、今年のお休みは家で過ごしました。
子どもたちと遊んで、ご飯をつくって食べる。
シンプルですが楽しい時間です。
子どもたちも成長が早く相手をしてもらえるのもあとちょっとかと思うと、余計に大切にしたくなります。
お庭で朝食やお茶をしたり、手ごねバンズでハンバーガーとビールを楽しんだり、食べるイベントが多かったですね。
楽しさと引き換えに体重は増えた気がします…。

仕事の方はというと、「暮らしと住まいのワークショップ」をしたり、「はじめての家づくり講座」をしたりと、お客様と楽しくお話しする時間が多かったです。
特にワークショップは仕事とは思えない時間です。
ワークショップは一般的なハウスメーカー・工務店でいうところの「ヒアリング」に該当します。
「何部屋欲しいですか?」
「どれくらいの大きさがいいですか?」
「どんなデザインにしますか?」
一般的なヒアリングというとこんな感じのイメージですかね。

ベースポイントのワークショップではこういった内容はほとんどお伺いしません。
そもそも、理想の家を聞かれたとしても答えるの難しくないですか?
もし聞いたとしても回答パターンは決まっています。

  • 今住んでいるアパートの良い所・悪い所
  • 実家の良い所・悪い所
  • インスタなどSNSで見た理想の間取り

普通は家についての経験や情報はこれくらいなので、それを元に答えるしかないんですよね。
でも、その答えだけで家づくりを進めるのは危険です。
だからワークショップは、ご家族のことや暮らしのことをお話しする会にしています。

ワークショップというと少々大げさに聞こえますが、私たち夫婦とお客様ご家族のお茶会のような雰囲気です。
通常はモデルハウス見学、家づくり講座を経ての3回目にワークショップを実施するのですが、3回目とは思えないほど緊張感がありません。
互いに隠し事も、探り合いもなく、ざっくばらんな世間話といった感じで、馴れ初めなどを話したり、いろんなエピソードを交えて楽しく会話します。
楽しく話しているうちに、だんだんと住まい手さんのご家族や暮らしが見えてくるんです。

高気密高断熱の高性能住宅を専門の工務店ベースポイントの写真

ワークショップで見えてきた住まい手さんのご家族や暮らしに合う家を今後ご提案するのですが、それが面白くもあり難しくもあります。
具体的なご要望をお伺いしてその通りに設計する方が何倍も簡単です。
けれど、それでは本当に求めていた暮らしを手に入れることはできないと思っています。
実家やアパートやSNSだけを頼りにして、家族の未来を託す家づくりを進めてはいけません。
家づくりのプロとして住まい手さんの暮らしに合う家をご提案することが私たちの責任であると考えています。
ご要望通りの家ではなく、ご家族の暮らしに寄り添うような心地よい家を目指します。

ゴールデンウィーク中と先週末でワークショップをさせていただいたのですが、どちらのご家族も仲が良さそうで個性豊かで楽しい時間を過ごせました。
今後の家づくりを左右する責任重大な会ではあるのですが、やはり楽しんでしまいますね。
仕事も休みも楽しいゴールデンウィークでした。
これからご家族に合う土地探しと設計に進んでいきますので、気を引き締めながらも楽しく頑張ります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!
茨城県で注文住宅を建てるベースポイントの代表者
坪野 隼太

設計から現場監督まで家づくり全般を担当してます。

趣味はファミリーキャンプとパン作り。

最近はプロバスケ「茨城ロボッツ」のにわかファン。