わが家の庭にはジューンベリーの木が植えてあります。
何か落葉樹を植えたいと思い写真などを見比べながら検討し、葉の色や形など木の姿が気に入ってジューンベリーを選びました。
実際に購入したのは写真で見たような立派な木ではなく、小さな苗木です。
購入したジューンベリーは枝も細く華奢に見えたのでちゃんと育つだろうかと心配しながらも、結局はたいした手入れもしないまま見守り続けています。
あまり元気の無さそうな年もあったのですが、そのまま放置していたら今年の春は様子が違いました。
根がしっかり張れたのか、例年よりも葉っぱが元気そうで数も多くわさわさしてます。
そして5月になると、赤い実がたくさんなりました。
去年までは小さな実が少しなる程度だったのが、今年はたっぷりでサイズも大きめ。
パンパンになっている実を選び食べてみるといいお味。
私はジューンベリーの正解の味?を知らないのですが、とりあえずわが家のお庭産としてはなかなかの出来です。
春の楽しみが1つ増えました。

最近は手入れの問題から庭木を敬遠される方も多いようですが、もったいないなぁと感じます。
私は家を建てるのであれば、お庭も必須だと考えています。
でも、お庭を嫌がる人の気持ちもわかります。
なんだかお手入れが面倒くさそうですもんね。
でも、お手入れが不安になる方は、少々完璧を目指し過ぎているのではないでしょうか。

全てが計算された美しい庭園も魅力的ですが、お庭の楽しみはそれだけではありません。
お庭を最初から完成させる必要もありませんし、ずっと完成しなくていいんです。
お庭は季節ごとに変化していきますし、その変化も毎年違います。
その変化こそがお庭の楽しみだと思うのです。
自分の家の窓から眺める自分のお庭なんですから、自分なりに愛でていればいいんです。
自分流で手入れするのも良し、庭師さんにお願いするのも良し、自由に楽しみましょう。

樹種によって成長速度はまちまちですが、成長しない木はありません。
つまり、お手入れのいらない木はありません。
庭木の管理に手間がかからないとは言いませんが、その手間以上に暮らしが豊かになります。
落ち葉だってゴミではなく季節を感じさせてくれる自然の装飾です。
お庭の楽しみ方は人それぞれですが、ゆるい気持ちで楽しむことをオススメします。

都内だとまた事情も違うと思いますが、茨城県で家を建てるならお庭もセットで考えておきましょう。
お庭で遊んでも、窓から眺めるだけでも、家と暮らしがもっと楽しくなりますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!
茨城県で注文住宅を建てるベースポイントの代表者
坪野 隼太

設計から現場監督まで家づくり全般を担当してます。

趣味はファミリーキャンプとパン作り。

最近はプロバスケ「茨城ロボッツ」のにわかファン。