屋根の内側に断熱材を吹き付ける前に、屋根の内部に通気層を確保します。
屋根を下から見上げた写真ですが…写真では全く伝わらないですね…。
木の骨組みの間に通気スペーサーを隙間なく取り付けてあります。
こうして通気層を確保することで、軒先から取り込んだ空気が屋根の内部を通り屋根のてっぺん(棟)から抜けていく仕組みになっています。
高温になる屋根材とエアコンの効いた室内との間に通気層があると、湿気を逃がせるので結露しにくくなります。
高気密高断熱の施工と同時に湿気対策も実施することで、長持ちする家をつくることができます。
快適性と耐久性のどちらも重要なので、どちらかを優先するのではなく両立しなくてはなりません。
手間のかかる工事もありますが、性能・品質重視で家づくりをしています。
今日のブログの担当は私です!
設計から現場監督までベースポイントのすべてを担当します。
趣味はアウトドアとパン作り。